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Author:マッチョ社労士
小倉千夏〜ヒロイン社労士
木村武〜千夏を慕い社労士を目指す
橋井重行〜社労士会支部長
北村和也〜訳あり弁護士
深寺浩一郎〜千夏と同期の社労士

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第11話 派遣を泣かすんじゃねえ (22)

エピローグ

町はずれにある小さなショットバーで、千夏はバドワイザーを橋井はフォアローゼスのソーダ割を飲んでいた。

「橋井先生、今日本では格差が広がっているって言われてますけど、派遣で働いている同級生の山中君を見ていると、そうなのかなあと思いますね。」
「そうだね。確かに一生懸命働いても年収が200万円未満のいわゆるワーキングプアと言われている人は増えているかもしれないね。
でも、貧困と言われる人たちは昔から一定の層としていたと思うので、それが増えたかどうかというのは、貧困という定義が明確じゃないと、はっきりとはわからないんじゃないかなあ。」
橋井はそういうとグラスに入った氷を指でクルクルと回しました。
「そうですね。ホームレスのように今日の食事さえ食べられるかどうかわからないと人もいれば、食べることだけしかできない人もいるし、食事は普通に毎日食べられるけど洋服は買えないなんて人もいますよね。
橋井先生のおっしゃるように貧困の境界線をどこにするかということで、ずいぶんと変わってしまいますね。」
「そうだね。
だから貧困層が多くなったとかという議論より、貧困になる原因と貧困から脱出するには、どうしたらいいのかという議論をした方がいいと思うんだ。
衣食住に窮している人を貧困と定義すると、貧困に陥る原因って何だろう?」
千夏はバドワイザーをテーブルに置いて少し考えた。
「まず、病気でしょうか。病気になって働けなくなると生活が苦しくなりますね。」
「そうだね。でも、単に病気が原因で働けなくなっても、すぐに貧困に落ち込むかというと、そんな単純なことにはならないよね。もし、家族の中に働ける人がいれば、何とかなるかもしれないだろ。
今の日本で病気になるとすぐに貧困になる人というと、60歳前の単身者だと思うんだよ。」
「どうしてですか?」
「60歳前だと生活保護を受けようと思っても、行政が申請書を渡さないという事例がいっぱいあるだろ。最近だって北九州市で、病気で働けないのに働く意志があるという書類を書かせて生活保護を打ち切った結果、餓死した人がいたよね。
こういうことが行われると、60歳前の単身者って簡単に貧困になってしまう現実があるんだ。
その他には離婚や父親と死別した母子家庭に対して、就労支援をする代わりに母子加算を廃止することになったけど、この就労支援が機能しないため母子加算だけがなくなってしまって、生活に困っている人が増えているなんてこともあるんだ。
それから、正社員になりたいのに、求人がそもそもなかったり、年齢制限があったりで、正社員になれないので、やむなく派遣社員や日雇い派遣になると、そこから抜け出せなくなるというのも問題だよね。
いつの時代でも、どこの国にも貧困はあるんだよ。
だから、貧困の何が問題かというと、貧困が固定化してしまうことなんだと思うよ。今の日本では国が規制緩和とか、財政再建という名の下に、まさに貧困の固定化を促進していることが問題なんじゃないだろうか。」
普段の橋井からは、想像できないほどに熱く語る姿に千夏は驚きと戸惑いを覚えた。
「社会保険労務士は労働と社会保険という人間が生きていく上で、一番身近で重要な分野を支えているし、支えていくべき存在だと思っています。」
千夏はグラスを持って立ち上がると
「橋井先生、これからも支部長として私たち支部会員を引っ張っていって下さいね。
どうせなら、県会の会長だけじゃなくて、社会保険労務士会連合会の会長目指してがんばれ!」
そう言って、橋井のグラスに乾杯をするとバドワイザーを一気に飲み干した。
橋井は苦笑いを浮かべると、グラスのフォアローゼスを飲み干した。(完)

ブログ小説「社労士 小倉千夏の啖呵(たんか)」は、今回の第11話で完結とさせていただきます。

思えば1月の社労士支部会の賀詞交歓会で酔った勢いで、「社労士メジャー化計画のためにブログ小説を書くぞ!」と宣言したことから、2月に連載を始めました。
勤務社労士で実務経験がほとんどない私が、どこまで書けるのかと不安な中で書き始めましたが、先輩達や仲間の社労士さんのアドバイス、なにより読んで下さるみなさんの励ましで、202回にわたって書き続けることができました。

社会保険労務士というと、社会保険事務所の関係者と間違われて怒られたり、保険の勧誘と間違われたり、まだまだマイナーな存在です。
この小説を読んで社会保険労務士の仕事を理解していただければ、そして何よりも私たち社会保険労務士の仕事に対する熱意や正義感を伝えることができましたら、私の最大の幸せでございます。

長い間、素人の小説におつきあいいただきました皆様に感謝申し上げるとともに、またお会いできることを楽しみに筆を置くことにします。

ありがとうございました。


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第11話 派遣を泣かすんじゃねえ (21)

毎日更新してます

「これから、労働者派遣法の改正法案の審議が国会で行なわれると思うけど、私はこれ以上の規制緩和をするべきではないと思っています。
人間を機械の部品と同じように扱うような労働の劣化をこれ以上進めてはいけないと思います。
そのためには、派遣会社に登録したスタッフを派遣させる登録型の派遣を禁止すべきです。
派遣会社が直接雇用しているスタッフを派遣先の企業に派遣する特定派遣だけにすべきです。そうすれば、自分が働く派遣先の会社が決まっていなくても、派遣会社から給料をもらうことができるので、派遣社員にとっては働き先と給料が安定しているので、労働の劣化を防ぐことができます。
さらに、この特定派遣も派遣法制定当時の専門技術や専門知識の必要な業種に限るべきです。
もちろん、雇用のミスマッチの解消が期待される紹介予定派遣は、残すべきだと思います。
そして、最後に派遣会社のマージンを法律で規制すべきです。
少なくとも、サラ金の利息の18%くらいまでにすべきね。」
「マージンを18%にするなんていったら、会社がつぶれちゃいますよ」
倉田さんの声には怒気が含まれています。

「何言ってんのよ。本社を六本木ヒルズから柴又に移転すれば大丈夫よ。」
「今でも残業代なしなのに、これ以上給料が減らされたら、暮らしていけませんよ。」
坂巻さんはそう言いますが、食べるものを減らせば暮らしていけるんじゃないかとボクは思います。
「坂巻さん、不払い残業、サービス残業については、労働局に訴えましょうよ。
私、協力するわよ。
明日から出勤時間と退社時間を全部記録しておくこと。それと、その日の業務内容も一緒に記録しておくと完璧よ。
それを3ヶ月続けてちょうだい。
そうしたら、私と一緒に労働局に行きましょう。
いいこと?」
勘違い王の坂巻さんは、ほほを真っ赤に染めて額から大汗を流しています。
「あっ、あっ。は、は、はい。ありがとうございます。
ぼ、ぼ、ぼく、がんばります。」
頭を何度も下げる坂巻さんの隣で倉田さんは不思議なものを見るような目で千夏先生を見ています。
「小倉先生、何で初めて会った坂巻さんのために、ここまでやるんですか?」
「なあに。これも浮世の義理と人の情けのためですよ。
今、義理と人情は女がやってるんです。」
そう言って立ち上がった千夏先生の足元で、坂巻さんは腰が抜けたように座り込んでいました。


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第11話 派遣を泣かすんじゃねえ (20)

毎日更新してます

「今、国は労働ビッグバンという名の下に、大幅な規制緩和をしようとしているの。その中には今年話題になったホワイトカラーエグゼングブションといって、一定の収入のあるホワイトカラーの労働時間規制を撤廃するって案があったでしょう?
残業代不払い法案だとか、過労死促進法案だとかいわれて結局つぶれてしまったのは、覚えてるわよね。
この案は完全に消えたわけではなくて、最近も厚労大臣がパパ早く帰ろう法案とか、バカな課長の下で働かない法案といえばいいんだなんていう、お気軽な発言をしていたでしょ。
国のお役人さんはなかなかしたたかで、しぶといから気をつけないとね。」
千夏先生は片目をつぶってそう言いました。
勘違い王の坂巻さんは、また顔を真っ赤にしています。

「それでは、今労働者派遣法の改正に向けてどんな議論をされているかというとね、現在、派遣社員については派遣期間が最長で3年と決められているわよね。
契約期間の3年を超えて、同じ派遣先で働いてもらうためには、派遣先の企業が、直接雇用の申し込みをして、派遣社員を正社員や契約社員にしなくてはいけないのは、お2人ともご存知ですよね。
でも、この期間規制があるから、企業が正社員や契約社員のしないために、派遣社員との契約を短期間で打ち切るケースが増えているのよね。
倉田さん、坂巻さんどうですか?」
「そうですね。契約更新をして2年を超えると、次の更新はしないという会社が多いですね。」
「うちも、ほとんどの会社が2年で終わりですね。」
大手のグッドキャストも中小の北関東サービスも派遣期間が3年未満ということは、今の日本の派遣社員のほとんどが、派遣先の会社から正社員への直接雇用の申し込みをされていないということだと思います。

「契約を打ち切られた派遣社員は、派遣期間が更新されなかった時点でまた新しい職探しをしなければならないし、精神的にも経済的にもものすごく不安定な状況に追い込まれてしまうでしょ。
国の経済財政諮問会議では、労働者派遣法を改正して、派遣期間の制限をなくしてしまえば、派遣社員が派遣先の企業からクビにされることが、減ると言っているの。
派遣期間の制限をなくすっていうことは、企業が直接雇用の申し込みをする義務がなくなるってことだから、派遣社員はいつまでたっても正社員や契約社員になれないってことですよ。
実際、この案に労働者側は派遣期間の制限をなくしていまったら、ずっと派遣社員として働かなくてはならないことになって、正社員への道が事実上閉ざされっていう批判をしているの。
特に私が心配しているのは、派遣期間の制限がなくなったら、「偽装請負」がまかりとおる可能性が高くなるってことなの。」
「偽装請負がまかりとおる可能性が高くなるって、どういうことですか?」
倉田さんの問いかけに千夏先生が応えます。

「これまで、一部上場企業でさえ手を染めていた「偽装請負」をしてきたのは、派遣契約だと、最長3年の期間制限があって、その後も自分の会社で働いてもらうためには正社員か、契約社員として直接雇用しなければならないという縛りがあったからなの。
直接雇用をすると人件費が増えるから、実際には派遣契約とすべき契約を請負契約のかたちにしていたわけ。
こんな状況で、派遣期間の制限がなくなれば、あえて請負契約の偽装をしなくても、派遣契約のまま労働者を派遣社員の資格でずっと働かせることが可能になってしまうでしょ。
要するに今まで違法だと言われていたから、それだったらルールを変えて合法にしようってことなのよ。
こんな自分勝手で馬鹿なことが許されていいと思う?」
ボクは激しく同意しましたが、倉田さんと坂巻さんはあいまいな笑いを浮かべるだけでした。

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第11話 派遣を泣かすんじゃねえ(19)

毎日更新してます

坂巻さんは唇をわななかせ、あぅあぅと言葉にならない言葉を発し続けるだけです。
倉田さんはそんな坂巻さんを横目で見ると呆れたという顔をして、しゃべり始めました。

「先生のおっしゃるとおりかもしれません。
私たちも、これでいいとは思っていません。でも、よく新聞やテレビで派遣で働いている若い人が正社員になれないで、ネットカフェ難民になっているのは可哀想だとか言ってますけど、私に言わせると本当に正社員になって働こうと思っているヤツって案外少ないんじゃないかと思いますよ。
うちの会社も「紹介予定派遣」をやってますから、若くてやる気のある人には、半年働けば正社員になれるから、行ってみないかって聞くと、正社員にはなりたくないっていうのが多いんですよ。
理由を聞くと正社員になったら責任をもたされるからイヤだとか、毎日仕事に行きたくないとか言うんですよ。
だからといってやりたいことがあるわけでもないんですよ。
それと、親と一緒に住んでいるからとか、親がお金をくれるから困ってないんで、正社員にならなくてもいいんですなんて言うヤツも多いんですよ。
そんなヤツと話してると宇宙人と話しているような気になっちゃいますよ。」
倉田さんは反撃ののろしをあげたつもりなのか、鼻の穴を大きく膨らませてそう言いました。

「倉田さん。だからと言って派遣スタッフから30%もピンハネしたり、労基法や労災法に違反してもいいっていう理由にはなりませんね。」
千夏先生がぴしゃりと言うと、倉田さんの鼻の穴はたちまち小さくなりました。

「でも、倉田さんが今おっしゃった正社員になりたくない若者が多いんという指摘は当たっているもしれません。
さっきから見ている厚労省の実態調査の結果の中に、短期の派遣で働く理由で一番多いのは、「働く日時を選べて便利である」というのが、47.8%で「正規職員としての就職先が見つかるまでのつなぎとして」の24.7%を大きく上回っているのよ。
この回答者のうち、3割は35歳以上の人だし、主たる職業を持っている人が25%、学生が13%、主婦が3%で主に短期派遣のみという人は53%だから、若い人の多くが働く日時を選べて便利であると思っているというわけではないですけどね。
それよりも、25歳〜29歳の人で正社員になりたいと思っている人が53.6%しかいないということが、問題だとは思います。
逆に言うと半分近くの人が正社員を希望していないってことですしょ。
これでは、倉田さんがいくら「紹介予定派遣」で半年間働けば正社員になることができるよと言っても、断るわけよね。」

千夏先生はため息をつくと、コーヒーを煎れるため席を立ちました。
やかんにお湯を沸かし、ペーパードリップに入れたコーヒー豆に注ぐと事務所の中はコーヒーの香りに包まれ、今までの緊張した空気がほぐれていきました。
「ボクは一度も正社員として会社に勤めたことはないんですけど、ボクたち若い者にとって正社員という言葉に希望を持てないんですよ。
だって、自分たちの親を見ると、毎日毎日、夜遅くまで働いてくたくたになって帰ってくるのに残業代は出ない。成果を上げろ、上げないと給料を下げるぞと会社から言われ、いつリストラされるかとびくびくしている。
過労死やうつ病になる。
今の親の姿は自分の20年後の姿じゃないかと思うと、正社員になっても大変なだけだと思ってしまいますよ。」
ボクの言葉に坂巻さんはうなずきます。
「僕も、今の仕事を一生の仕事にするかって聞かれたら、ノーって言いますよ。仕事がきつい割には給料が安いんです。税込みで300万円いかないですもんね。」
きっと坂巻さんの給料の大半が食べ物に替わっているんでしょう。

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第11話 派遣を泣かすんじゃねえ(18)

毎日更新してます

「坂巻さん、派遣会社ってクライアントには弱いのに、スタッフには強いのね。
だって、スタッフを3DKのアパートに3人も一緒に入れて、高い寮費と光熱費をとるなんてひどいじゃないの。
それから、倉田さんの会社のグッドキャストって日雇い派遣の人たちから「データ装備費」とか「業務管理費」っていう名目で1日当たり200円を天引きしてたのよね。
大手のグッドキャストは1日3万人を派遣しているっていうから、1日に600万円、年間15億から20億円もの不当利益があるってことね。」
「不当利益って言われると反論しちゃいますよ。
だって、派遣スタッフが現場でケガをした時の治療費や、クライアントの機械や備品を壊したときの保険料ですよ。」

「ふーーん。そういうのを日本語で屁理屈っていうのね。
まず、派遣スタッフが現場でケガをしたら労災が適用されるの。この労災保険には1人でも雇用している人がいれば加入する義務があるし、保険料は事業主が全額負担すべきものなの。御社は加入してる?」
「支店では入っていないので本社で入ってると思いますけど・・・」
「本社で入いるわけないのよ。労災保険って普通は支店単位で加入するものだから、支店で加入していないんなら、ほぼ100%加入してないわね。
倉田さんと坂巻さんに聞きたいんだけど、今までスタッフが仕事中にけがをしたときに労災申請したことありますか?」
倉田さんと坂巻さんは顔を見合わせた後、同時に首を横に振りました。

「それじゃあ、会社が入っているという保険会社に保険金を請求したことは?」
また、倉田さんと坂巻さんは顔を見合わせた後、同時に首を横に振りました。

「ということは、労災保険にも民間の損害保険保険にも加入していないってことよね。どうせ、健康保険で治療させたんでしょ?」
二人はだまって下を向いたままです。

「さっき、倉田さんがおっしゃったクライアントの機械や備品を壊したときに、その保険から出したことは?」
二人は顔を上げることができません。

「日雇い派遣から天引きしたデータ装備費は、きっとグッドキャストの本社と社長の家がある六本木ヒルズの家賃になってるんですよ。
それに給料から天引きするには、労働組合との労使協定か、労働者個人の同意がなければいけないけど、こんなこともしてないでしょ?
これって労基法違反なの。わかる?」
二人は下を向いたまま、軽くうなずきました。

「派遣会社って派遣料金から管理費の名目で平均30%ものお金をとってるでしょ?
サラ金で話題になった利息制限法を超えて出資法の上限の金利を取っていたといって問題になった出資法の上限金利でさえ29.28%なんです。
それを超える管理費を取って、さらにデータ装備費名目で取るなんて、サラ金以上のあくどさですよね。街金と同じですよ。」
「ま、ま、街金と同じなんて失礼なこと言うな!」
坂巻さんは顔を真っ赤にして額から汗を吹き出させて、そう言いました。

「派遣会社は時間外や休日の割増賃金も払わない。有給休暇もない。労働基準法違反だらけじゃない。それに社会保険も雇用保険もない。労災保険にも加入しない。労働者として働く上での保証も何もない上に、派遣法で禁止されている建設、港湾、警備業務に派遣されて危険と隣り合わせで働かせているんです。
お金を貸した人を自殺にまで追い込む街金と、何の保証もなく危険な業務に派遣させる派遣会社と、どっちも下流の人たちを食い物にして、生命を危険にさらしている点じゃあ同じじゃないの。
さあ、坂巻さん、何か反論してください!倉田さん、何か言ってください!」

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